“一貼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっちょう50.0%
ひとはり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは腫物できもので困つてゐる者ですが、幸ひに親切な人が一貼いっちょう膏薬こうやくをくれまして、これを貼ればぐになおるといふのです。
赤膏薬 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
どうかお台所の隅へでも女房を置いて重湯でも飲ましておいてくれゝば、わっちも膏薬の一貼ひとはりぐれえは買って来ますから、どうかお預りを願います
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)