“くらゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
95.9%
2.0%
寶座1.0%
御座1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると其時そのとき夕刊ゆふかん紙面しめんちてゐた外光ぐわいくわうが、突然とつぜん電燈でんとうひかりかはつて、すりわる何欄なにらんかの活字くわつじ意外いぐわいくらゐあざやかわたくしまへうかんでた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
わがおちいらんとする罪を洗ひて我を淨むるが故に知るべし、長く約し短く守らば汝高きくらゐにありて勝利かちとなふることをえん —一一一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
汝仰ぎてかの最高いとたかきだより第三に當る圓を見よ、さらば彼をその功徳によりてえたる寶座くらゐの上にて再び見む。 六七—六九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あゝ良日よきひもとに生れ、戰ひ未だ終らざるに恩惠めぐみに許されて永遠とこしへの凱旋の諸〻の寶座くらゐを見るを得る者よ 一一五—一一七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
〔いよ/\美しく〕ベアトリーチェは天より天と、神の御座くらゐに近づくに從つていよ/\その美を増すなり
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)