“みくらゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御位42.9%
即位14.3%
宝祚14.3%
寶座14.3%
御座14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三とせをわたりてもなほ果つべくもあらぬを、菟道うぢきみ深くうれひ給ひて、あに久しくきて天がしたわづらはしめんやとて、七四みづから宝算よはひたせ給ふものから、罷事やんごとなくて兄の皇子みこ御位みくらゐかせ給ふ。
人のわたくしをもて奪ふともべからぬことわりなるを、たとへ重仁王しげひとぎみ即位みくらゐは民の仰ぎ望む所なりとも、徳をくわほどこし給はで、道ならぬみわざをもてを乱し給ふとき
さるを骨肉こつにくの愛をわすれ給ひ、八五あまさへ八六一院崩御かみがくれ給ひて、八七もがりの宮に肌膚みはだへもいまだえさせたまはぬに、御旗みはたなびかせ弓末ゆずゑふり立て宝祚みくらゐをあらそひ給ふは
第九天はエムピレオの天に蔽はるれどエムピレオは神の御座みくらゐにて他の諸天の如く物質より成るにあらねばかく言へり
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)