“みくらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御位95.5%
帝位4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栄光の王は神の右に坐するありて、ソクラット、保羅パウロ、コロンウェルのはい数知れぬほど御位みくらいの周囲に坐するあり、荊棘いばらかんむりを頂きながら十字に登りし耶蘇基督いえすきりすと
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
その時あま人申様もうすよう、もしこのたまを取得たらば、この御子みこを世継の御位みくらいになしたまえともうししかば、子細しさいあらじと領承したもう、さて我子ゆえに捨ん命、露ほどもおしからじと
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……また、しいて、み心のまま、わらわの産んだ恒良つねなが(皇太子)を帝位みくらいにつけまいらせても、いまの宮将軍のご勢威では、決してその下にお服しなさることはございますまい。