“耶蘇基督”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヤソキリスト42.9%
エス・クリスト28.6%
いえすきりすと14.3%
イエスクリスト14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私かい。私は支那料理は嫌ひだよ。お前はまだ私を知らないのかい。耶蘇基督ヤソキリストはまだ一度も、支那料理を食べた事はないのだよ。」
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
が、御主おんあるじ耶蘇基督エス・クリストの名で、誓つた以上、一度した約束は、破る事が出来ない。勿論、フランシス上人でも、ゐたのなら、またどうにかなる所だが、生憎あいにく、それも今は留守である。
煙草と悪魔 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
栄光の王は神の右に坐するありて、ソクラット、保羅パウロ、コロンウェルのはい数知れぬほど御位みくらいの周囲に坐するあり、荊棘いばらかんむりを頂きながら十字に登りし耶蘇基督いえすきりすと
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
耶蘇基督イエスクリストと云ふお方の御誕生日を、御一所にお祝ひたさうと思つたからです、貴所方あなたがたみんな生れなすつた日がある、其日になると、阿父おとつさんや、阿母おつかさんが、今日は誰の誕生日だからと
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)