“耶蘇教徒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やそきょうと50.0%
やそけうと25.0%
ヤソきょうと25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「右近は、大の耶蘇教徒やそきょうとです。デウスの布教ふきょうを許すことを条件として説けば、かならず荒木村重から離れましょう」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しるしいしあをきあり、しろきあり、しつなめらかにしてのあるあり。あるがなか神婢しんぴいたるなにがしのぢよ耶蘇教徒やそけうと十字形じふじがたつかは、のりみちまよひやせむ、異國いこくひとの、ともなきかとあはれふかし。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
個人について云えばイブセンである。メレジスである。ニイチェである。ブラウニングである。耶蘇教徒ヤソきょうと基督キリストのために存在している。基督はいにしえの人である。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)