“耶蘇会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ジェスイット50.0%
ゼスイット50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゴアの耶蘇会ジェスイットセントパウロ会堂において、サンフランシスコ・シャヴィエル上人の腸丸ちょうがんをうけ、それをこの遺物筐シリケきょうに収めて、童子の片腕となす。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それはまさしく、耶蘇会ジェスイット殉教史がしたたらせた、鮮血の詩の一つであったろう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
気稟きひんはまだ青年に劣らず、眉にも頬にも化粧をほどこし、きょうをはれと装ったのであるから、陪観ばいかんの外国人の群れ——耶蘇会ゼスイットの代表者などもみな驚目をみはって
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)