トップ
>
位
>
ぐれえ
ふりがな文庫
“
位
(
ぐれえ
)” の例文
近頃
(
ちかごろ
)
唐鍬
(
たうぐは
)
使
(
つけ
)
え
骨
(
ほね
)
折
(
おれ
)
つからつて
仕事
(
しごと
)
畢
(
しま
)
つちや一
合
(
がふ
)
位
(
ぐれえ
)
引
(
ひ
)
つ
掛
(
か
)
けて
直
(
す
)
ぐ
行
(
い
)
つちやあんだつちけが、それ
今日
(
けふ
)
は
早
(
はや
)
くから
來
(
き
)
てたんだつちきや
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
森「なぜ此の
位
(
くれえ
)
な顔を持っていて、穢ない
姿
(
なり
)
をしているでしょう、二
月
(
つき
)
しばり
位
(
ぐれえ
)
で
妾
(
めかけ
)
にでも出たらば
好
(
よ
)
さそうなものですなア」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
路頭に迷わせるようなこたァしねえ。——喰ってく
位
(
ぐれえ
)
のかしきはどんなことをしたってつけてくれる。——いまゝでのようにたゞいう目の出なくなるばかりだ。
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
「
俺
(
お
)
らそれから五
百匁
(
ひやくめ
)
位
(
ぐれえ
)
な
軍鷄雜種
(
しやもおとし
)
一
羽
(
ぱ
)
引
(
ひ
)
つ
縊
(
くゝ
)
つて一
遍
(
ぺん
)
に
食
(
く
)
つちまつたな、さうしたら
熱
(
ねつ
)
出
(
で
)
た」
彼
(
かれ
)
は
俄
(
にはか
)
に
聲
(
こゑ
)
を
低
(
ひく
)
くしたが、
更
(
さら
)
に
以前
(
いぜん
)
に
還
(
かへ
)
つて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
其の代りにゃアこゝな家は忙がしくて、庭の
中
(
うち
)
を一日に十里
位
(
ぐれえ
)
の道は歩くから、夜は草臥れて
顛倒
(
ぶっくりけえ
)
ってしまうのサ、それから見ると熊ヶ
谷
(
い
)
の女共は
柔
(
やあらけ
)
え着物を着ていて楽な代りに
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
「さうだよ、
飮
(
の
)
まつせえよおめえ、めでゝえ
酒
(
さけ
)
だから、
威勢
(
えせえ
)
つければおめえ
身體
(
からだ
)
の
工合
(
ぐえゝ
)
だつてちつと
位
(
ぐれえ
)
なら
癒
(
なほ
)
つちやあよ」
婆
(
ばあ
)
さん
等
(
ら
)
は
又
(
また
)
侑
(
すゝ
)
めた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
此の頃じゃアハア手紙の一本
位
(
ぐれえ
)
書ける様になったのア
前
(
めえ
)
の旦那の
御厄介
(
ごやっけえ
)
でがんすから、お
家
(
うち
)
がこうなって遠い
処
(
とけ
)
え行くてえ
事
(
こっ
)
たら
私
(
わし
)
も附いて行かないばなんねえが、
婆様
(
ばあさまア
)
塩梅
(
あんべい
)
が悪うござえまして
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“位”の意味
《名詞》
(くらい)階級。人と人との恒常的な関係で、指揮・命令をする者とそれを受ける者に関するもの、又、人の集団を、その権利又は義務の大小により分類したもの。
(くらい 形式名詞的に用い)程度。
(くらい)位取り記数法において、個々の数字が書かれる位置。通常、左にあるものほど大きな重みを持つ。
(出典:Wiktionary)
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“位”を含む語句
位置
中位
三位
位牌
其位
官位
地位
品位
源三位頼政
一位
方位
帝位
何年位
五位鷺
気位
御位
位地
位牌堂
源三位
三位一体
...