トップ
>
位
>
くれ
ふりがな文庫
“
位
(
くれ
)” の例文
然
(
そ
)
う腹を立っちゃア仕様がねえ、え、おい、だがねえお賤さん、人間が馬の腹掛を着て来る
位
(
くれ
)
えの恥を明かしてお前さんに頼むのだ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
隨分
(
ずゐぶん
)
荒
(
あれ
)
えことしたと
見
(
め
)
えつけな、
俺
(
お
)
らも
近頃
(
ちかごろ
)
になつて
此
(
こ
)
の
位
(
くれ
)
えな
唐鍬
(
たうぐは
)
滅多
(
めつた
)
打
(
ぶ
)
つたこたあねえよ、」
鍛冶
(
かぢ
)
は
赤
(
あか
)
く
熱
(
ねつ
)
した
其
(
そ
)
の
唐鍬
(
たうぐは
)
を
暫
(
しばら
)
く
槌
(
つち
)
で
叩
(
たゝ
)
いて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「分らねえだよ。
兎
(
と
)
に角、どの
位
(
くれ
)
え探してもいねえだ。どこかへ行っちまったゞよ」
青服の男
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
しながら稼ぎに来る女は
夥
(
いか
)
い事ありますが、
彼
(
あ
)
の
位
(
くれ
)
えなのは珍らしい女で、丁寧で口が利けねえのは
余程
(
よっぽど
)
出が
宜
(
い
)
いんですねえ
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
是は
何
(
ど
)
うも実になア、新吉お賤さんは
何
(
ど
)
の
位
(
くれ
)
え力落だか知れやアしねえ、ナア、ヘエ有難う
良
(
い
)
いお茶だねえ、
此様
(
こん
)
な良い茶を村の奴に
飲
(
のま
)
したって分らねえ、ヘエ有難う
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
お
前
(
めえ
)
は今迄まア
外
(
ほか
)
の女と違って信実な
者
(
もん
)
で、
己
(
おら
)
ア
家
(
うち
)
へ
縁付
(
かたづ
)
いても惣次郎を
大切
(
でえじ
)
にして、
姑
(
しゅうと
)
へは孝行尽し、
小前
(
こめえ
)
の
者
(
もん
)
にも思われる
位
(
くれ
)
えで、
流石
(
さすが
)
お
武家
(
さむれえ
)
さんの娘だけ違ったもんだ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“位”の意味
《名詞》
(くらい)階級。人と人との恒常的な関係で、指揮・命令をする者とそれを受ける者に関するもの、又、人の集団を、その権利又は義務の大小により分類したもの。
(くらい 形式名詞的に用い)程度。
(くらい)位取り記数法において、個々の数字が書かれる位置。通常、左にあるものほど大きな重みを持つ。
(出典:Wiktionary)
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“位”を含む語句
位置
中位
三位
位牌
其位
官位
地位
品位
源三位頼政
一位
方位
帝位
何年位
五位鷺
気位
御位
位地
位牌堂
源三位
三位一体
...