一見の私どもにも、そんなに思はれるのですから、芝居だこの出来た数十年来の歌舞妓鑑賞者には、不快言はう様のないものとして、響くだらうと言ふことは、想像出来ます。
一体「ているす」さへ読んだことのない一見の見物に、源氏が舞台を見ただけで直に訣るものと思つてゐることが、どうかしてゐるのである。どうも日本では、一返ぎり芝居を見なさ過ぎる。
と言ふ評判の(一見の私にも、さう見えました)
“一見”の意味
《名詞》
(イッケン)一度見ること。
(イッケン)ちょっと見ること。第一印象。
(イッケン 副詞的用法)ちょっと見た処では。一見すると。一見して。
(イチゲン 特に花柳界で)初めて来ること、又は初めて来た客。特になじみの客の紹介のない場合を言う。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“一見(一見さん)”の解説
一見さん(いちげんさん)は、あるお店に何らの面識なく初めて訪れた人のことである。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
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