その頃、目に故障を持つてゐた戸板君が、戦争に出ることになつた。案じてゐると、もうどつかで苦しんでるだらうと思ふ時分、ひよつくり帰つて来た。よかつたねと言つてゐると、其場ですぐ言ひ出した。これもやはり南の方へ出て行つた加藤道夫君が、その以前書 …
| 著者 | 折口信夫 |
| ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎 |
| 初出 | 「演劇 第一巻第三号」1951(昭和26)年8月 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約6分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約10分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
一見