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擧
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あが
ふりがな文庫
“
擧
(
あが
)” の例文
新字:
挙
だから、お曾與殺しの下手人が
擧
(
あが
)
らなきや、神田中の綺麗な娘が、種切れになると、大眞目面で思ひ込んでやがるから世話はない
銭形平次捕物控:097 許婚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かくて姫は此世を隱れましゝなり。
爾來
(
そのとき
)
尼院に
連
(
つらな
)
れる
廊道
(
わたどのみち
)
の前なる黒漆の格子
擧
(
あが
)
りて、式の白衣を着たる一群の尼達現れ、高く天使の歌を歌ふ。
僧官
(
エピスコポス
)
は姫の手を取りて
扶
(
たす
)
け起しつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
『——でも
未
(
ま
)
だ
充分
(
じうぶん
)
證據
(
しようこ
)
が
擧
(
あが
)
らないのですもの』と
獨語
(
ひとりごと
)
を
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
それはなあ、外ではあんな具合に一癖ありさうに、構へとるが、内へ歸ると細君の前に頭が
擧
(
あが
)
らん奴よ。しよつちゆう尻に布かれて本人も亦それを喜んでるんさ。愛情が濃かだとか何とか言つてな。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
擧
(
あが
)
れる
筋
(
すぢ
)
怒
(
いか
)
れる
肉
(
しゝ
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
▼ もっと見る
念の爲に下谷へ引返して、徳藏稻荷の
氏子
(
うぢこ
)
總代——和泉屋といふ町内の酒屋の主人に逢つて訊いてみると、思ひも寄らぬ新事實が
擧
(
あが
)
りました。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
擧
部首:⼿
17画
“擧”を含む語句
擧動
擧止
輕擧
擧行
擧句
擧措
擧手
普通選擧
擧揚
擧止優雅
擧羽
擧體
擧家
枚擧
檢擧
科擧
立擧動
總選擧
輕擧給
選擧權
...