“蔵家庭”の読み方と例文
読み方割合
ざうかてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本職は美術学校出の画家なれども、なほ僕の苦手にがてたるを失はず。只僕はとらへ次第、北原君の蔵家庭ざうかていぬすみ得るに反し、北原君は僕より盗むものなければ、畢竟ひつきやうとくをするは僕なるが如し。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)