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家
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く
ふりがな文庫
“
家
(
く
)” の例文
「せんせせんせ、それよりもまだ
大騒動
(
おおそうどう
)
なんよ。米屋の竹一ん
家
(
く
)
は、ぬすっとにはいられたのに、なあ竹一。米一
俵
(
ぴょう
)
、とられたんなあ」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「なあ健、お土産買うてきてやるせに、おもちゃや、バナナや、な。かしこいせに健、おばあさん
家
(
く
)
で待っちょれよ、え。」
大根の葉
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「ほんなら、広島のミチ姉さん
家
(
く
)
い行くか——広島なら高等へ行くだけで女学校いは行けんぞ。やっぱり神戸がえいな」
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
ケッタカ、ケッタカ。蹴ってやる。おどれや。もう健
帰
(
い
)
にくされ、健はうちの
子
(
こお
)
とちがうがい、健
家
(
く
)
い帰にくされ。
大根の葉
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「知らん。見えなんだ。——その小母さん、おしろいつけて、きれい着物きとった。マッちゃん
家
(
く
)
へ
嫁
(
よめ
)
にきたんとちがうかって、小ツルさんがいうんで」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
▼ もっと見る
「お母さん、健、ほんなおばあさん
家
(
く
)
で待っちょろか。——おばあさん
家
(
く
)
の太郎さんと、秀子ちゃんと遊んで待っちょろか。——浜で遊んで待っちょろか、よう。」
大根の葉
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
マッちゃん
家
(
く
)
のお父さんがよわって、はじめはやさしげにすかしたけんど、なかなかマッちゃんがはなれんので、あとは頭にげんこつかましたり、背中をどづいたりしたん。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「実枝はやっぱり六年すんだらカヤノ姉さん
家
(
く
)
い行くか」と聞いた。実枝はだまっていた。
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
その晩深川の兄さん
家
(
く
)
に泊ってえ、月曜日に東京見物してえ、その晩夜行にのってえ、あくる日神戸の君代姉さん
家
(
く
)
にちょっとよってえ、その日の船で戻ったら、まる三日で戻ってこれらあ。
風
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“家”を含む語句
此家
家内
家中
家人
大家
自家
家庭
主家
商家
実家
住家
家主
彼家
好事家
家族
何家
家屋
当家
我家
吾家
...