“取片付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりかたづ57.1%
とりかたづけ28.6%
とりかたつ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七千の僧侶が居っていつでもにぎやかで、荷物などの取片付とりかたづけをすれば人が見てどうしたとかこうしたというようなやかましい話も沢山出るのですけれども
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
つかはし殘りの金子ははうむりし寺へ祠堂金しだうきんに寄進なし其外跡々の事共殘る方なく取片付とりかたづけ暇乞いとまごひして出立に及ばんとするに門弟中一同に名殘なごりをし暫時しばらく當所に足を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何しろ此の家の財産の目星めぼしい物といふ物が殘らずさらけ出してあるのだが、其れが始末好く取片付とりかたつけられてゐるから、其處そこらがキチンと締ツて清潔せいけつだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)