“ちやくしゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
着手75.0%
著手25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此方(こちら)も会ふのが億劫(おくゝふ)で、いつか/\と思ひながら、今だに着手(ちやくしゆ)もせずに居(を)ると云(い)ふ始末(しまつ)です、今日(こんにち)お話を為(す)るのは些(ほん)の荒筋(あらすぢ)で、年月(ねんげつ)などは別(べつ)して記憶(きおく)して居(を)らんのですから
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
櫻木海軍大佐(さくらぎかいぐんたいさ)は今(いま)や此(この)島(たう)中(ちゆう)に身(み)を潜(ひそ)めて兼(かね)て企(くわだ)つるといふ、軍事上(ぐんじじやう)の大發明(だいはつめい)に着手(ちやくしゆ)して居(を)るのではあるまいか。讀者(どくしや)諸君(しよくん)も恐(おそ)らく此邊(このへん)の想像(さうぞう)は付(つ)くだらう。
我々(われ/\)の著手(ちやくしゆ)するのは、一本(ぽん)老松(らうしやう)のある雜木山(ざふきやま)の中(なか)で、一寸眼(ちよつとめ)には、古墳(こふん)でも有(あ)るかと思(おも)はれるが、これは四方(はう)を畑(はた)に開(ひら)いて自然(しぜん)に取殘(とりのこ)された一區劃(くゝわく)に他(ほか)ならぬ。