トップ
>
着手
>
きて
ふりがな文庫
“
着手
(
きて
)” の例文
其頃
(
そのころ
)
は
着手
(
きて
)
の無いインパネスの
最
(
もう
)
一倍
(
いちばい
)
袖
(
そで
)
の
短
(
みじか
)
いのを
被
(
き
)
て雑誌を持つて
廻
(
まわ
)
る、
私
(
わたし
)
は
又
(
また
)
紫
(
むらさき
)
ヅボンと
云
(
いは
)
れて、
柳原
(
やなぎはら
)
仕入
(
しいれ
)
の
染返
(
そめかへし
)
の
紺
(
こん
)
ヘルだから、
日常
(
ひなた
)
に出ると
紫色
(
むらさきいろ
)
に見える
奴
(
やつ
)
を
穿
(
は
)
いて
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ここに
起臥
(
おきふし
)
する無法者の
乾児
(
こぶん
)
が、手拭だの、着替えだの、火事頭巾だの、
襦袢
(
じゅばん
)
だのを雑多に釘へ掛けつらね、中には、誰も
着手
(
きて
)
のいるわけがない、
紅絹裏
(
もみうら
)
のあでやかな女小袖なども掛け
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“着手”の意味
《名詞》
着 手(ちゃくしゅ)
取り掛かること。
犯罪の遂行に直接関係ある行為を開始すること。
(出典:Wiktionary)
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“着手”で始まる語句
着手以來