“弘法寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐはふじ40.0%
ぐほうじ40.0%
こうぼうじ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市川町大門通りの入江橋の北、眞間山弘法寺ぐはふじの下にある小さな石橋で、一昨年迄は朱塗りの橋桁が遺つてゐたが、それも村童のいたづらで溝の中へ捨てられ、只だ土臺の石だけの橋となつた。
真間名所 (旧字旧仮名) / 阪井久良伎(著)
寺は、土地では眞間山ままさんで通つてゐる日蓮宗の弘法寺ぐほうじである。寺格も高く、幸田家の菩提所である池上の本門寺とは、縁故山として淺からざる關係があるといふ。
露伴忌 (旧字旧仮名) / 伊庭心猿(著)
の市川新田の出外ではずれの処に弘法寺こうぼうじ深彫ふかぼりのあるひとつの石塚が建っており、あれから右へ曲ると真間の道で、左右が入江になっており、江には片葉の芦が生えて居りまするが