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闇
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ぐら
ふりがな文庫
“
闇
(
ぐら
)” の例文
ウド
闇
(
ぐら
)
き柳の
蔭
(
かげ
)
に一軒の小屋あり、主は牧勇蔵と言う小農夫、この正月
阿園
(
おその
)
と呼べる隣村の少女を
娶
(
めと
)
りて愛の夢に世を過ぎつつ
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
そんな話を聞いたあとで、つくづく眺めたうす
闇
(
ぐら
)
い六畳の煤け障子にさして居る夕日の寂しい寂しい光を今も時々
憶
(
おも
)
い出す。
地蔵尊
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
其様な話を聞いたあとで、つく/″\眺めたうす
闇
(
ぐら
)
い六畳の
煤
(
すす
)
け障子にさして居る夕日の寂しい/\光を今も時々憶い出す。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
どれだけ涙が出たか、隣室の母から夜が明けた様だよと声を掛けられるまで、少しも止まず涙が出た。着たままで寝ていた僕はそのまま起きて顔を洗うや否や、未だほの
闇
(
ぐら
)
いのに家を出る。
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
“闇”の解説
闇(やみ)とは、光の無い状態のこと日本国語大辞典/闇。暗闇(くらやみ)とも、暗黒とも。
(出典:Wikipedia)
闇
常用漢字
中学
部首:⾨
17画
“闇”を含む語句
闇黒
暗闇
真闇
闇夜
薄闇
黒闇
闇中
闇々
宵闇
常闇
暁闇
諒闇
夜闇
真黒闇
夕闇
木下闇
真暗闇
闇路
眞闇
闇穴道
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