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『地蔵尊』
ふりがな文庫
『
地蔵尊
(
じぞうそん
)
』
地蔵様が欲しいと云ったら、甲州街道の植木なぞ扱う男が、荷車にのせて来て庭の三本松の蔭に南向きに据えてくれた。八王子の在、高尾山下浅川附近の古い由緒ある農家の墓地から買って来た六地蔵の一体だと云う。眼を半眼に開いて、合掌してござる。近頃出来の …
著者
徳冨蘆花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蓋
(
がい
)
狂
(
きちがい
)
貌
(
が
)
出
(
いで
)
焦
(
こが
)
却
(
かえっ
)
如何
(
いかが
)
闇
(
ぐら
)
窘
(
いじ
)
主
(
あるじ
)
長閑
(
のどか
)
趣
(
おもむき
)
雄図
(
ゆうと
)
誇
(
ほこ
)
螟虫
(
あおむし
)
蜘
(
くも
)
蜀山
(
しょくさん
)
雹
(
ひょう
)
翳
(
かざ
)
紅
(
あか
)
笑貌
(
えがお
)
頬白
(
ほおじろ
)
鱗々
(
りんりん
)
齷齪
(
あくせく
)
湛
(
たた
)
悦
(
よろこ
)
人柱
(
ひとばしら
)
俚伝
(
りでん
)
兀
(
は
)
剣
(
つるぎ
)
大暴
(
おおあ
)
小児
(
こども
)
年齢
(
とし
)
忍辱
(
にんにく
)
楚人
(
そびと
)
悲哀
(
かなしみ
)
情
(
なさけ
)
愛女
(
まなむすめ
)
憶
(
おも
)
我儕
(
われら
)
措
(
お
)
故郷
(
ふるさと
)