“大暴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおあ75.0%
おおあれ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまけに今年の秋は八朔はっさくと二百十日とおかと二度つづいた大暴おおあれで田も畑もめちゃめちゃ。こうなったら何も悪いことだらけで……。
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
とある通り、初夏とはいえ、尾濃びのう大暴おおあれのあとで、気象一変し、急激に暑くなって、炎日くような日であったと思われる。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
少し風が吹罷ふきやんで更に此の後へ大きな暴風あらしが来はせぬか、此のなぎが却って大暴おおあれの前兆ではないかと気遣われる様な者だ。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)