大暴おおあ)” の例文
おまけに今年の秋は八朔はっさくと二百十日とおかと二度つづいた大暴おおあれで田も畑もめちゃめちゃ。こうなったら何も悪いことだらけで……。
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
とある通り、初夏とはいえ、尾濃びのう大暴おおあれのあとで、気象一変し、急激に暑くなって、炎日くような日であったと思われる。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宝永四年と云えば、富士が大暴おおあれに暴れて、宝永山が一夜に富士の横腹を蹴破って跳り出た年である。富士から八王子在の高尾までは、直径にして十里足らず。
地蔵尊 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)