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墓原
ふりがな文庫
“墓原”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はかはら
83.3%
はかばら
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はかはら
(逆引き)
墓原
(
はかはら
)
へ出たのは十二時
過
(
すぎ
)
、それから、ああして、ああして、と
此処
(
ここ
)
まで
来
(
き
)
た
間
(
あいだ
)
のことを心に繰返して、
大分
(
だいぶん
)
の時間が
経
(
た
)
ったから。
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ただ眼は
大勢
(
おおぜい
)
の見物の向うの、
天蓋
(
てんがい
)
のように枝を張った、
墓原
(
はかはら
)
の松を眺めている。その内にもう役人の一人は、おぎんの縄目を
赦
(
ゆる
)
すように命じた。
おぎん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
墓原(はかはら)の例文をもっと
(10作品)
見る
はかばら
(逆引き)
お
船藏
(
ふなぐら
)
がつい
近
(
ちか
)
くつて、
安宅丸
(
あたかまる
)
の
古跡
(
こせき
)
ですからな。いや、
然
(
さ
)
ういへば、
遠目鏡
(
とほめがね
)
を
持
(
も
)
つた
氣
(
き
)
で……あれ、ご
覽
(
ろう
)
じろ——と、
河童
(
かつぱ
)
の
兒
(
こ
)
が
囘向院
(
ゑかうゐん
)
の
墓原
(
はかばら
)
で
惡戲
(
いたづら
)
をしてゐます。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
これを見て
怒
(
いかり
)
心頭に発し、屍体を投げ棄てて大喝一番『吾が天業を妨ぐるかッ』と叫ぶなり、百倍の狂暴力をあらわし、組み付いて来た男を二三人、
墓原
(
はかばら
)
にタタキ付け
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
墓原(はかばら)の例文をもっと
(2作品)
見る
墓
常用漢字
小5
部首:⼟
13画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“墓”で始まる語句
墓
墓地
墓所
墓石
墓場
墓参
墓詣
墓穴
墓標
墓碣
“墓原”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
三遊亭円朝
国木田独歩
泉鏡太郎
夢野久作
泉鏡花
芥川竜之介