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遠目鏡
ふりがな文庫
“遠目鏡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とおめがね
66.7%
とほめがね
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおめがね
(逆引き)
女の
行水
(
ぎょうずい
)
している処を隣りの屋根から
遠目鏡
(
とおめがね
)
で
覗
(
のぞ
)
いている画なんぞあって面白そうだが少しも解らない、『源氏』よりは難かしいもんだと率直に答えた。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
露地が、
遠目鏡
(
とおめがね
)
を
覗
(
のぞ
)
く
状
(
さま
)
に
扇形
(
おうぎなり
)
に
展
(
ひら
)
けて
視
(
なが
)
められる。湖と、船大工と、幻の天女と、描ける玉章を
掻乱
(
かきみだ
)
すようで、近く
歩
(
あゆみ
)
を入るるには
惜
(
おし
)
いほどだったから……
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遠目鏡(とおめがね)の例文をもっと
(4作品)
見る
とほめがね
(逆引き)
たまには二頭馬車などの通ることもあり、騎馬の人の通ることもある。珍らしいものの通るときには、宝泉寺まで走つていつて
遠目鏡
(
とほめがね
)
でそれを見た。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
お
船藏
(
ふなぐら
)
がつい
近
(
ちか
)
くつて、
安宅丸
(
あたかまる
)
の
古跡
(
こせき
)
ですからな。いや、
然
(
さ
)
ういへば、
遠目鏡
(
とほめがね
)
を
持
(
も
)
つた
氣
(
き
)
で……あれ、ご
覽
(
ろう
)
じろ——と、
河童
(
かつぱ
)
の
兒
(
こ
)
が
囘向院
(
ゑかうゐん
)
の
墓原
(
はかばら
)
で
惡戲
(
いたづら
)
をしてゐます。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠目鏡(とほめがね)の例文をもっと
(2作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
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