トップ
>
參
>
まい
ふりがな文庫
“
參
(
まい
)” の例文
新字:
参
尋る由其人は駿府御城番樣の御家來なる石川安五郎と申御方の趣きにて私し妻節の里水田屋藤八の手紙を持て私し方へ
尋
(
たづね
)
參
(
まい
)
る處なりしとて右の手紙を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其後
(
そのご
)
の
便船
(
びんせん
)
で
通知
(
つうち
)
が
參
(
まい
)
りましたので、
其
(
その
)
方
(
ほう
)
は
漸
(
やうや
)
く
胸
(
むね
)
撫
(
な
)
でおろし、
日本
(
につぽん
)
へ
皈
(
かへ
)
る
事
(
こと
)
も
其儘
(
そのまゝ
)
思
(
おも
)
ひ
止
(
とゞま
)
つたのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
其時
(
そのとき
)
村
(
むら
)
の
内
(
うち
)
に
一人
(
ひとり
)
の
老人
(
としより
)
がありまして、
其塲
(
そのば
)
に
驅
(
か
)
け
付
(
つ
)
けて
參
(
まい
)
り、
錢
(
おあし
)
を
呑
(
の
)
んだと
云
(
い
)
ふ
話
(
はなし
)
を
聞
(
きい
)
たが
就
(
つい
)
ては、
私
(
わたくし
)
が
實驗
(
じつけん
)
があるから、
其
(
そ
)
れをば
何卒
(
どうぞ
)
行
(
や
)
ツて
見
(
み
)
て
呉
(
く
)
れ、
其法
(
そのはう
)
と
申
(
まう
)
すは
手療法一則:(二月例会席上談話)
(旧字旧仮名)
/
荻野吟子
(著)
あがめ
奉
(
たてまつ
)
る
先生
(
せんせい
)
でも
雪
(
ゆき
)
や
雨
(
あめ
)
には
勿論
(
もちろん
)
の
事
(
こと
)
、三
度
(
ど
)
に一
度
(
ど
)
はお
斷
(
ことわ
)
りが
常
(
つね
)
のものなり、それを
何
(
なん
)
ぞや
駄々
(
だヾ
)
つ
子
(
こ
)
樣
(
さま
)
の
御機嫌
(
ごきげん
)
とり/″\、
此本
(
このほん
)
一
冊
(
さつ
)
よみ
終
(
おは
)
らば
御褒美
(
ごはうび
)
には
何
(
なに
)
を
參
(
まい
)
らせん
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
『
私
(
わたくし
)
が
參
(
まい
)
ります。』と
例
(
れい
)
の
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
勇躍
(
ゆうやく
)
して
進
(
すゝ
)
み
出
(
で
)
た。
大佐
(
たいさ
)
眼
(
まなこ
)
を
定
(
さだ
)
めて
眤
(
じつ
)
と
兵曹
(
へいそう
)
の
顏
(
かほ
)
を
眺
(
なが
)
め
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
はあ
私
(
わたし
)
はまだお
名前
(
なまへ
)
を
承
(
うけたまは
)
りませんでしたといふ、
嘘
(
うそ
)
をいふと
盆
(
ぼん
)
が
來
(
き
)
るに
㷔魔樣
(
ゑんまさま
)
へお
參
(
まい
)
りが
出來
(
でき
)
まいぞと
笑
(
わら
)
へば、
夫
(
そ
)
れだとつて
貴君
(
あなた
)
今日
(
けふ
)
お
目
(
め
)
にかゝつたばかりでは
御坐
(
ござ
)
りませんか
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
『よろしい、
參
(
まい
)
りませう。』と
琵琶
(
びは
)
投
(
な
)
げ
捨
(
す
)
てゝ、
一番
(
いちばん
)
鬪
(
たゝか
)
つたが、
忽
(
たちま
)
ちウンと
捩
(
ねぢ
)
り
倒
(
たを
)
された。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
最早
(
もう
)
あの
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ぬ
决心
(
けつしん
)
で
出
(
で
)
て
參
(
まい
)
りました、まだ
私
(
わたし
)
の
手
(
て
)
より
外
(
ほか
)
誰
(
だ
)
れの
守
(
も
)
りでも
承諾
(
しようち
)
せぬほどの
彼
(
あ
)
の
子
(
こ
)
を、
欺
(
だま
)
して
寐
(
ね
)
かして
夢
(
ゆめ
)
の
中
(
うち
)
に、
私
(
わたくし
)
は
鬼
(
おに
)
に
成
(
な
)
つて
出
(
で
)
て
參
(
まい
)
りました、
御父樣
(
おとつさん
)
、
御母樣
(
おつかさん
)
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
十一
月
(
ぐわつ
)
の二十八
日
(
にち
)
は
旦那
(
だんな
)
さまお
誕生日
(
たんぜうび
)
なりければ、
年毎
(
としごと
)
お
友達
(
ともだち
)
の
方々
(
かた/″\
)
招
(
まね
)
き
參
(
まい
)
らせて、
坐
(
ざ
)
の
周旋
(
しうせん
)
はそんじよ
夫
(
そ
)
れ
者
(
しや
)
の
美
(
うつ
)
くしきを
撰
(
ゑ
)
りぬき、
珍味
(
ちんみ
)
佳肴
(
かこう
)
に
打
(
うち
)
とけの
大愉快
(
おほゆくわい
)
を
盡
(
つく
)
させ
給
(
たま
)
へば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
形
(
かたち
)
だけは
參
(
まい
)
りもせん
心
(
こヽろ
)
は
容易
(
たやす
)
くたてまつり
難
(
がた
)
しと
傳
(
つた
)
へ
給
(
たま
)
へと、
事
(
こと
)
もなく
言
(
い
)
ひて
聞
(
き
)
きいれる
景色
(
けしき
)
のなきに、お
民
(
たみ
)
いひ
甲斐
(
がひ
)
なしと
斷念
(
だんねん
)
して
夫
(
そ
)
れよりは
又
(
また
)
進
(
すヽ
)
めずとぞ、
經机
(
きようづくゑ
)
の
由縁
(
いはれ
)
かくの
如
(
ごと
)
し。
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
前
(
まへ
)
さんより
私
(
わたし
)
の
方
(
ほう
)
が
少
(
すこ
)
し
功者
(
かうしや
)
さ、と
參
(
まい
)
られて、
成
(
な
)
るほど
成
(
な
)
るほどと
口
(
くち
)
を
噤
(
つぐ
)
みぬ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
奧方
(
おくがた
)
は
火鉢
(
ひばち
)
を
引寄
(
ひきよ
)
せて、
火
(
ひ
)
の
氣
(
け
)
のありやと
試
(
こゝろ
)
みるに、
宵
(
よひ
)
に
小間使
(
こまづか
)
ひが
埋
(
い
)
け
參
(
まい
)
らせたる、
櫻炭
(
さくら
)
の
半
(
なかば
)
は
灰
(
はひ
)
に
成
(
な
)
りて、よくも
起
(
おこ
)
さで
埋
(
い
)
けつるは
黒
(
くろ
)
きまゝにて
冷
(
ひ
)
えしもあり、
烟管
(
きせる
)
を
取上
(
とりあ
)
げて一二
服
(
ふく
)
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
母樣
(
はゝさま
)
御機嫌
(
ごきげん
)
よう
好
(
よ
)
い
新年
(
しんねん
)
をお
迎
(
むか
)
ひなされませ、
左樣
(
さやう
)
ならば
參
(
まい
)
りますと、
暇乞
(
いとまごひ
)
わざとうやうやしく、お
峯
(
みね
)
下駄
(
げた
)
を
直
(
なほ
)
せ、お
玄關
(
げんくわん
)
からお
歸
(
かへ
)
りでは
無
(
な
)
いお
出
(
で
)
かけだぞと
圖分
(
づぶ
)
/\しく
大手
(
おほで
)
を
振
(
ふ
)
りて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
父
(
ちゝ
)
は
穩
(
おだや
)
かならぬ
色
(
いろ
)
を
動
(
うご
)
かして、
改
(
あらた
)
まつて
何
(
なに
)
かのと
膝
(
ひざ
)
を
進
(
すゝ
)
めれば、
私
(
わたし
)
は
今宵
(
こよひ
)
限
(
かぎ
)
り
原田
(
はらだ
)
へ
歸
(
かへ
)
らぬ
决心
(
けつしん
)
で
出
(
で
)
て
參
(
まい
)
つたので
御座
(
ござ
)
ります、
勇
(
いさむ
)
が
許
(
ゆる
)
しで
參
(
まい
)
つたのではなく、
彼
(
あ
)
の
子
(
こ
)
を
寐
(
ね
)
かして、
太郎
(
たらう
)
を
寐
(
ね
)
かしつけて
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
參
部首:⼛
11画
“參”を含む語句
見參
持參
參詣
墓參
參考
參會
朝參
參差
苦參
參上
參詣者
寺參
推參
連參
人參
降參
參詣人
直參
御持參
參觀
...