“差置難”の読み方と例文
読み方割合
さしおきがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たつすれば殺生禁斷せつしやうきんだん場所ばしよあみおろせしと見ながら其儘そのまゝ差置難さしおきがたし此度は自身じしんまゐるべしとて與力よりき二人を召連めしつれ阿漕が浦にいたれば其夜も徳太郎君れいの如くあみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あららげ今夜實に死しなば萬事夫限それかぎもし死せずんば明日貴殿きでんを只は差置難さしおきがたしと云に白水翁夫は道理もつともなり其許明日までつゝがなくんば來つて我首わがくびを取給へと申せば靱負はかれ言葉ことばつよきを聞て彌々いよ/\いきどほり白水を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)