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甚
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えら
ふりがな文庫
“
甚
(
えら
)” の例文
「御承知だつしやろが、松蔵はんは
甚
(
えら
)
い
孝行者
(
かうかうもん
)
だしてな。」と仲に立つた男は
擽
(
くすぐ
)
つたさうな顔をして星島氏に言つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
車夫「何しろ
昨日
(
きのう
)
沢渡までの仕事で、
甚
(
えら
)
くバアーテルから、
女客
(
おんな
)
でも何うもとても挽けねえよ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
折角
(
せつかく
)
の
御越
(
おこし
)
やさかい、
山中
(
やまぢう
)
捜
(
さが
)
しましたが
唯
(
たつた
)
一
本
(
ぽん
)
ほか
見附
(
みつか
)
りまへなんので、
甚
(
えら
)
い
鈍
(
どん
)
な
事
(
こと
)
とす」
茸の香
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
音「お前さんの鎌は
甚
(
えら
)
く錆びて居やすね、
研
(
と
)
げねえのかえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
甚
常用漢字
中学
部首:⽢
9画
“甚”を含む語句
太甚
甚麽
甚大
甚兵衛
幸甚
甚麼
甚太夫
甚振
佐橋甚五郎
甚深微妙
甚句
深甚
甚深
激甚
甚助
左甚五郎
甚平
脇坂甚内
甚五郎
甚内
...