“幼弱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えうじやく50.0%
いたい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄彦三郎は押止め今兩人江戸へ赴く時は母人はゝびといとゞさびしく思され猶も苦勞くらう増給ましたまはんにより其方は母樣のそばに止りてなぐさまゐらせよと漸々やう/\なだすかし正月廿一日いまだ幼弱えうじやくの身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
同人悴道之助 其方儀實父じつぷ道十郎事牢死らうしいたし候後母光の養育を請候より追々おひ/\成長に及び候處幼弱えうじやくの身に之ありながら日頃より母に孝養かうやうつくし罷り在其身は母の助けに相成べくと毎日晴雨せいう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
が、そのおどおどしている幼弱いたいけな体に触ると、限りない愛撫の情がおのずから身内に沁みこんで来るのであった。
生さぬ児 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)