トップ
>
牢死
ふりがな文庫
“牢死”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らうし
50.0%
ろうし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らうし
(逆引き)
その後お糸は
牢死
(
らうし
)
し、金次郎は越後屋の跡を立てたと聽きましたが、お糸の痛々しい惱ましさ、いひやうもない魅力が、長く八五郎の記憶にこびり附いて居りました。
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
同人悴道之助 其方儀
實父
(
じつぷ
)
道十郎事
牢死
(
らうし
)
いたし候後母光の養育を請候より
追々
(
おひ/\
)
成長に及び候處
幼弱
(
えうじやく
)
の身に之あり
乍
(
なが
)
ら日頃より母に
孝養
(
かうやう
)
を
盡
(
つく
)
し罷り在其身は母の助けに相成べくと毎日
晴雨
(
せいう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
牢死(らうし)の例文をもっと
(2作品)
見る
ろうし
(逆引き)
竜池の贔屓にした七代目団十郎は、この年六月二十二日に江戸を追放せられ、竜池の親しい友為永春水はこの年七月十三日に
牢死
(
ろうし
)
した。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
逐
(
ちく
)
一に
白状
(
はくじやう
)
には
及
(
および
)
ぬ
然
(
され
)
ば殺害せしと思ふ當人を
取逃
(
とりにが
)
し殊に御
法度
(
はつと
)
の
一人旅
(
ひとりたび
)
を
泊
(
とめ
)
し
落度
(
おちど
)
の申譯立ちがたく罪は徳右衞門一人に
歸
(
き
)
し長き
牢舍
(
らうしや
)
のうち
憐
(
あはれ
)
むべし
渠
(
かれ
)
は
牢死
(
ろうし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
牢死(ろうし)の例文をもっと
(2作品)
見る
“牢死”の意味
《名詞》
牢 死(ろうし)
牢屋で死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“牢”で始まる語句
牢
牢屋
牢獄
牢舎
牢固
牢人
牢乎
牢問
牢格子
牢守
“牢死”のふりがなが多い著者
作者不詳
森鴎外
野村胡堂