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牢人
ふりがな文庫
“牢人”の読み方と例文
読み方
割合
ろうにん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうにん
(逆引き)
「どうもしない。
御勘気
(
ごかんき
)
をうけて以来、
牢人
(
ろうにん
)
して遊んでいたが、殿お討死を覚悟の御出陣と見て、お供に馳せ参じて来ただけのこと」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それはまたどういうわけだ、野武士、
牢人
(
ろうにん
)
なら知らぬこと井伊どの旗本にいて槍のしたくができぬ筈もあるまい、なにか心得があってのことか」
青竹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
吾人
(
ごじん
)
窃
(
ひそ
)
かに
憂
(
うれ
)
うらくは、昔国中の
牢人
(
ろうにん
)
が競うて大阪城に
馳
(
は
)
せ集まった如く、いやしくも空中の音楽師の自由なる者の限り、ことごとく湖畔の白馬城に身を投じて
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
牢人(ろうにん)の例文をもっと
(12作品)
見る
“牢人(
浪人
)”の解説
浪人(ろうにん)は、古代においては、戸籍に登録された地を離れて他国を流浪している者のことを意味し、浮浪とも呼ばれた。身分には囚われず、全ての民衆がなりうる。江戸時代中期頃より牢人を浪人と呼ぶようになった。したがって牢人と浪人は正確には別義である。
(出典:Wikipedia)
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“牢人”の関連語
浪士
処士
素浪人
浪人者
“牢人”で始まる語句
牢人者
牢人体
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佗牢人
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“牢人”のふりがなが多い著者
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幸田露伴
山本周五郎