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浪士
ふりがな文庫
“浪士”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうし
80.0%
らうし
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうし
(逆引き)
こう云う風に、幾晩となく母が気を
揉
(
も
)
んで、
夜
(
よ
)
の目も寝ずに心配していた父は、とくの昔に
浪士
(
ろうし
)
のために殺されていたのである。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いずれも江戸の方で
浪士
(
ろうし
)
の募集に応じ、尽忠報国をまっこうに振りかざし、京都の市中を騒がす
攘夷
(
じょうい
)
党の志士浪人に対抗して、幕府のために粉骨砕身しようという剣客ぞろいだ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
浪士(ろうし)の例文をもっと
(4作品)
見る
らうし
(逆引き)
此駿河屋方へ
預
(
あづ
)
け置しが十四日の夜討のことを聞き如何に
本望遂
(
ほんまうとげ
)
たるや
子息
(
せがれ
)
庄左衞門は高名なしたるかと
案事居
(
あんじゐ
)
けるに
浪士
(
らうし
)
泉岳寺へ引取しと聞き二本の
杖
(
つゑ
)
に
縋
(
すが
)
り大勢の見物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
浪士(らうし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“浪士”の意味
《名詞》
浪士(ろうし)
自分が仕える家を去って禄を離れた武士。浪人。
(出典:Wiktionary)
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“浪士”の関連語
牢人
処士
素浪人
浪人者
“浪”で始まる語句
浪
浪花節
浪華
浪漫的
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浪速
浪打際
浪漫
浪人
浪費
検索の候補
水戸浪士
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“浪士”のふりがなが多い著者
高山毅
作者不詳
島崎藤村
夏目漱石
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