“おおの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大野66.7%
大沼22.2%
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼がさめると、階下した大野おおのさんが来ている。起きて顔を洗って、大野さんの所へ行って、骨相学こっそうがくの話を少しした。
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
大沼おおのは中央火口丘である地蔵岳の北麓に、小沼このは其東南麓で長七郎山の北に在る。赤城の氷は大沼から切り出すもので、二十年も前の冬の大洞はなかなか賑かであった。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
小山内薫氏の書いた小説『大川端』や『落葉』に出てくる木場きばの旦那、およびおおのさんがこの二人である。多さんとは藤木麻女のことである。