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をう
語句 | 割合 |
翁 | 70.0% |
多 | 10.0% |
應 | 10.0% |
歐 | 10.0% |
|
「
曲翠問、
発句を取りあつめ、集作ると云へる、此道の
執心なるべきや。
翁曰、これ卑しき心より
我上手なるを知られんと我を忘れたる名聞より
出る事也。」
うたがひは
懸かる
柳闇花明の
里の
夕べ、うかるヽ
先きの
有りやと
見れど
品行方正の
受合人多ければ
事はいよいよ
闇黒になりぬ、さりながら
怪しきは
退院がけに
何時も
立寄る
某れの
家
夫れも
餘り
輕卒の
事、
人形や
雛では
無し、
人一人翫弄物にする
譯には
行くまじ、
出來そこねたとて
塵塚の
隅へ
捨てられぬ、
家の
礎に
貰ふのなれば、
今一
應聞定めもし、
取調べても
見た
上の
事
啻に
數艘の
軍艦の
多くなつた
位や、
區々たる
軍器の
製造にも、
多く
彼等の
後を
摸傚して
居る
樣では、
到底東洋の
平和を
維持し、
進んで
外交上の
一大權力を
握る
事は
覺束ない、
一躍して、
歐の
上に