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若帶日子
かれ
若帶日子の命は、天の下治らしめしき。
小碓の命は、東西の荒ぶる神、また
伏はぬ人どもを
平けたまひき。次に
櫛角別の王は、茨田の下の連等が祖なり。
また
八尺の
入日子の命が女、
八坂の
入日賣の命に娶ひて、生みませる御子、
若帶日子の命
四、次に
五百木の
入日子の命、次に
押別の命、次に
五百木の
入日賣の命、またの
妾の御子、
豐戸別の王
若帶日子の天皇
一、近つ
淡海の
志賀の高穴
穗の宮
二にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、
穗積の臣等の祖、
建忍山垂根が女、名は
弟財の
郎女に娶ひて、生みませる御子
和訶奴氣の王。