“中宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかやど50.0%
なかじゆく16.7%
ちゅうしゅく16.7%
ナカヤド16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお母の話によれば、舟を下りてから吾々は中宿なかやどの稲本家というに立ち寄り、叔母はそこで衣裳を改めたのだ、と云うことである。
御萩と七種粥 (新字新仮名) / 河上肇(著)
「はじめはえらく噴き出しましたよ。場所は中宿なかじゆくたひらですがね。それがあんた、どういふもんか、だんだんに勢ひがなくなりましてね」
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
中宿ちゅうしゅく県に貞女峡ていじょこうというのがある。峡の西岸の水ぎわに石があって、その形が女のように見えるので、その石を貞女と呼び慣わしている。
日本の信仰では、霊魂が人間の体に入る前に、中宿ナカヤドとして色々な物質に寓ると考へられてゐます。