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平
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だひら
ふりがな文庫
“
平
(
だひら
)” の例文
暮るゝを惜むかの如くしづやかに黄昏れそめた鹽田
平
(
だひら
)
の全面を見おろし、あの自分にも思ひ出の縁結びに利益のあると云ふ觀音樣の境内の石の玉垣にもたれ合つて
湖畔手記
(旧字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
そこいらで、県道がつきて、里道が谷々の部落をつなぐ、その方向におかまひなく、新しい自動車道が一筋、山腹を縫つて「
鷹
(
たか
)
ノ
巣
(
す
)
平
(
だひら
)
」と呼ばれる台地に通じたのが、今から五年前である。
泉
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
大剛
(
だいがう
)
の力者あらびぬ上つ毛の赤城
平
(
だひら
)
に雨す
暴風
(
あらし
)
す
舞姫
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“平”の意味
《名詞》
(たいら)でこぼこのない様子。突出や沈降のない様子。
(たいら)でこぼこのない土地。
(ひら)特別な地位を持っていない様子。接頭語的にも使用される。
(なみ)平均的。標準的。或いは平均値や標準に近い様子。優れても劣ってもいない様子。
(出典:Wiktionary)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
“平”を含む語句
平常
平生
平和
平素
平日
大平
平伏
扁平
平等
平均
平坦
平安
平地
平時
平癒
平相国
北平
地平
真平
不平
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