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鳴聲
ふりがな文庫
“鳴聲”の読み方と例文
新字:
鳴声
読み方
割合
なきごゑ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なきごゑ
(逆引き)
お
螻
(
けら
)
殿
(
どの
)
を、
佛
(
ほとけ
)
さん
蟲
(
むし
)
、
馬追蟲
(
うまおひむし
)
を、
鳴聲
(
なきごゑ
)
でスイチヨと
呼
(
よ
)
ぶ。
鹽買蜻蛉
(
しほがひとんぼ
)
、
味噌買蜻蛉
(
みそがひとんぼ
)
、
考證
(
かうしよう
)
に
及
(
およ
)
ばず、
色合
(
いろあひ
)
を
以
(
もつ
)
て
子供衆
(
こどもしう
)
は
御存
(
ごぞん
)
じならん。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
若
(
わか
)
い
方
(
はう
)
が、
今朝
(
けさ
)
始
(
はじ
)
めて
鶯
(
うぐひす
)
の
鳴聲
(
なきごゑ
)
を
聞
(
き
)
いたと
話
(
はな
)
すと、
坊
(
ばう
)
さんの
方
(
はう
)
が、
私
(
わたし
)
は二三
日前
(
にちまへ
)
にも一
度
(
ど
)
聞
(
き
)
いた
事
(
こと
)
があると
答
(
こた
)
へてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
村落
(
むら
)
の
子供等
(
こどもら
)
は「三
平
(
ぺい
)
ぴいつく/\」と
雲雀
(
ひばり
)
の
鳴聲
(
なきごゑ
)
を
眞似
(
まね
)
しながら、
小笊
(
こざる
)
を
持
(
も
)
つたり
叉手
(
さで
)
を
持
(
も
)
つたりしてぢやぶ/\と
快
(
こゝろ
)
よい
田圃
(
たんぼ
)
の
水
(
みづ
)
を
渉
(
わた
)
つて
歩
(
ある
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
鳴聲(なきごゑ)の例文をもっと
(4作品)
見る
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
聲
部首:⽿
17画
“鳴”で始まる語句
鳴
鳴子
鳴海
鳴物
鳴動
鳴門
鳴雪
鳴神
鳴音
鳴鏑
“鳴聲”のふりがなが多い著者
長塚節
島崎藤村
夏目漱石
泉鏡花