トップ
>
なきごゑ
ふりがな文庫
“なきごゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
泣聲
27.3%
啼声
22.7%
鳴聲
18.2%
泣声
13.6%
哭声
4.5%
啼聲
4.5%
悲鳴
4.5%
鳴声
4.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泣聲
(逆引き)
さうして
半
(
なか
)
ば
豫期
(
よき
)
してゐる
赤兒
(
あかご
)
の
泣聲
(
なきごゑ
)
が
聞
(
きこ
)
えないと、
却
(
かへ
)
つて
何
(
なに
)
かの
變
(
へん
)
でも
起
(
おこ
)
つたらしく
感
(
かん
)
じて、
急
(
いそ
)
いで
宅
(
うち
)
へ
飛
(
と
)
び
込
(
こ
)
んで、
自分
(
じぶん
)
と
自分
(
じぶん
)
の
粗忽
(
そこつ
)
を
耻
(
は
)
づる
事
(
こと
)
があつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
なきごゑ(泣聲)の例文をもっと
(6作品)
見る
啼声
(逆引き)
行水
(
ぎようずゐ
)
や
蚊遣
(
かやり
)
の火をたいてゐるのが見えたり、牛の
啼声
(
なきごゑ
)
が不意に垣根のなかに起つたりした。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
なきごゑ(啼声)の例文をもっと
(5作品)
見る
鳴聲
(逆引き)
若
(
わか
)
い
方
(
はう
)
が、
今朝
(
けさ
)
始
(
はじ
)
めて
鶯
(
うぐひす
)
の
鳴聲
(
なきごゑ
)
を
聞
(
き
)
いたと
話
(
はな
)
すと、
坊
(
ばう
)
さんの
方
(
はう
)
が、
私
(
わたし
)
は二三
日前
(
にちまへ
)
にも一
度
(
ど
)
聞
(
き
)
いた
事
(
こと
)
があると
答
(
こた
)
へてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
なきごゑ(鳴聲)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
泣声
(逆引き)
既
(
すで
)
にして、松川が
閨
(
ねや
)
に到れば、こはそもいかに
彼
(
か
)
の
泣声
(
なきごゑ
)
は
正
(
まさ
)
に
此室
(
このま
)
の
裡
(
うち
)
よりす、予は
入
(
はひ
)
るにも
入
(
はひ
)
られず
愕然
(
がくぜん
)
として
襖
(
ふすま
)
の外に
戦
(
わなな
)
きながら
突立
(
つツた
)
てり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
なきごゑ(泣声)の例文をもっと
(3作品)
見る
哭声
(逆引き)
恐くは我が至誠の
鑑
(
かがみ
)
は父が未然を
宛然
(
さながら
)
映し
出
(
いだ
)
して
謬
(
あやま
)
らざるにあらざるかと、事の
目前
(
まのあたり
)
の真にあらざるを知りつつも、余りの浅ましさに我を忘れてつと
迸
(
ほとばし
)
る
哭声
(
なきごゑ
)
は、
咬緊
(
くひし
)
むる歯をさへ漏れて出づるを
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
なきごゑ(哭声)の例文をもっと
(1作品)
見る
啼聲
(逆引き)
戸をあけて
宅
(
うち
)
へ入らうとすると、闇の中から、
哀
(
あはれ
)
な細い
啼聲
(
なきごゑ
)
を立てゝ、雨にビシヨ/\濡れた飼猫の三毛が
連
(
しきり
)
に
人可懷
(
ひとなつかし
)
さうに
絡
(
からま
)
つて來る。
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
なきごゑ(啼聲)の例文をもっと
(1作品)
見る
悲鳴
(逆引き)
小供等さへ高い声も立てない。
時偶
(
ときたま
)
、胸に錐でも刺された様な
赤児
(
あかご
)
の
悲鳴
(
なきごゑ
)
でも聞えると、隣近所では妙に顔を顰める。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
なきごゑ(悲鳴)の例文をもっと
(1作品)
見る
鳴声
(逆引き)
東京の蝉とは全く違つた
鳴声
(
なきごゑ
)
の蝉が、夕立の降つてくるやうに
市中
(
しちゆう
)
到る所の樹木に鳴いてゐた。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
なきごゑ(鳴声)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
なきごえ
なくこゑ
なくこえ
こくせい
ひめい
なみだごえ