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なきごえ
ふりがな文庫
“なきごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
啼声
63.8%
泣声
14.9%
鳴声
10.6%
号泣
2.1%
吠声
2.1%
欷声
2.1%
涙声
2.1%
鳴音
2.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
啼声
(逆引き)
その中へ、
咽喉
(
のど
)
の水を吐きだした途端に、ほら、ちやうど先刻みたいなギギーッと裂くやうな
啼声
(
なきごえ
)
と、けたたましい羽ばたきがしたのさ。
夜の鳥
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
なきごえ(啼声)の例文をもっと
(30作品)
見る
泣声
(逆引き)
おつや (
泣声
(
なきごえ
)
になって。)かぜを引いても、死んでも、かまわないと云うのに……。(重兵衛を突き飛ばす。)
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
なきごえ(泣声)の例文をもっと
(7作品)
見る
鳴声
(逆引き)
又
(
また
)
道中
(
どうちゅう
)
どこへ
参
(
まい
)
りましても
例
(
れい
)
の
甲高
(
かんだか
)
い
霊鳥
(
れいちよう
)
の
鳴声
(
なきごえ
)
が
前後
(
ぜんご
)
左右
(
さゆう
)
の
樹間
(
このま
)
から
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
るように
聴
(
きこ
)
えました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
なきごえ(鳴声)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
号泣
(逆引き)
おれは
斬罪
(
ざんざい
)
になる者の
号泣
(
なきごえ
)
を聞いているからいやだ。
逃
(
のが
)
れよう、逃れようという気が、首を斬られてからも、ヒョイと前へ出るのだ。しでえことをしたもんで、後から縄をひっぱっている。
旧聞日本橋:17 牢屋の原
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
なきごえ(号泣)の例文をもっと
(1作品)
見る
吠声
(逆引き)
けれど丁度その時運命の神が彼に憐みを垂れる気になったらしく、遠くから犬の
吠声
(
なきごえ
)
が聞こえて来たのだ。喜んだチチコフは、すぐに馬を駆り立てよと言いつけた。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
なきごえ(吠声)の例文をもっと
(1作品)
見る
欷声
(逆引き)
「僕はとても幸福な気持がする。僕にはいまの赤ん坊の
欷声
(
なきごえ
)
が天国から聞える様に思へた。」
水に沈むロメオとユリヤ
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
なきごえ(欷声)の例文をもっと
(1作品)
見る
涙声
(逆引き)
「それは」と私は
涙声
(
なきごえ
)
で訴えるように云いました。それは斯うなのでございます。
西班牙の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
なきごえ(涙声)の例文をもっと
(1作品)
見る
鳴音
(逆引き)
野は秋も暮れて
木枯
(
こがらし
)
の風が立った。裏の森の
銀杏樹
(
いちょう
)
も
黄葉
(
もみじ
)
して夕の空を美しく
彩
(
いろど
)
った。垣根道には
反
(
そり
)
かえった落葉ががさがさと
転
(
ころ
)
がって行く。
鵙
(
もず
)
の
鳴音
(
なきごえ
)
がけたたましく聞える。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
なきごえ(鳴音)の例文をもっと
(1作品)
見る
“なきごえ”の意味
《名詞:泣き声》
なきごえ【泣き声】(歴史的仮名遣い:なきごゑ)
人が泣いている声。
泣きそうな時の声。泣きながら話すくぐもり声。
《名詞:鳴き声》
なきごえ【鳴き声、啼き声】
動物や鳥、虫などが鳴いている声。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
なきごゑ
なくこえ
なくこゑ
なみだごえ
がうきふ
ごうきゅう
とおごえ
ほえごえ
るいせい
なくね