“がうきふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
号泣50.0%
號泣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さればたまの絶えしにあらねば、うつゝ号泣がうきふする糸より細き婦人をんなの声は、終日ひねもすひまなかりしとぞ。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そして、自分が日光で或藝者に夢中になつてゐた時、その藝者がわざと自分のところへ泣いて來たのを、本當の號泣がうきふだと思ひ込んだことを思ひ出した。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)