號泣がうきふ)” の例文
新字:号泣
そして、自分が日光で或藝者に夢中になつてゐた時、その藝者がわざと自分のところへ泣いて來たのを、本當の號泣がうきふだと思ひ込んだことを思ひ出した。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)