“平(ひょう)” の例文
それは平(ひょう)を踏みはずし、仄(そく)を踏み落して、住職や、有志家連をして、手に汗を握らしむる程度のものに相違ないから、その点の安心が、米友をして仮睡(うたたね)の夢に導いたと見らるべきです。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)