“競馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいば46.2%
くらべうま30.8%
かけうま7.7%
キヤウマ7.7%
ダービー7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父親は競馬けいばのあるはずの町で、屋台店の車を立てようとしていた。マチアとわたしは商売のほうになにも用がないので、町からかなりへだたっていた競馬場けいばじょうを見に行った。
謝肉祭カルネワレの時の競馬くらべうま費用ものいりをも例の如くわきまへ、又定の日には加特力カトリコオ教徒の寺に往きて、宗旨がへの説法をも聽くべし、と願ふことなり。
人気者の歌団治は、競馬かけうまに凝ってスッテンテンになり、長襦袢一枚になってしまった。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
牛の方では、競馬キヤウマと称する三分芸を分化して居りますが、此は、乗りものに乗つた弓とりの姿をモトとする様です。即、所謂牛が其です。此牛に乗る役は、最神聖なものと考へられて居ます。
信州新野の雪祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
競馬ダービーの馬も持って居なければならず、領地に狐狩の狐も飼って置かなければならず
バットクラス (新字新仮名) / 岡本かの子(著)