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競馬
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けいば
ふりがな文庫
“
競馬
(
けいば
)” の例文
父親は
競馬
(
けいば
)
のあるはずの町で、屋台店の車を立てようとしていた。マチアとわたしは商売のほうになにも用がないので、町からかなりへだたっていた
競馬場
(
けいばじょう
)
を見に行った。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ところが、それ
以来
(
いらい
)
、
青服
(
あおふく
)
には、
競輪
(
けいりん
)
も、
競馬
(
けいば
)
も、いっこうに
運
(
うん
)
がむいてこず、
金
(
かね
)
の
工面
(
くめん
)
に
苦
(
くる
)
しみました。一
方
(
ぽう
)
、
家主
(
やぬし
)
からは、
矢
(
や
)
つぎばやに
金
(
かね
)
をさいそくされたのであります。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
次
(
つぎ
)
の年私どもは町の中学校に入りましたがあの二人の役人にも時々あいました。二人はステッキをふったり
包
(
つつ
)
みをかかえたりまた
競馬
(
けいば
)
などで
酔
(
よ
)
って顔を赤くして
叫
(
さけ
)
んだりしていました。
二人の役人
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
丘のふもとのバスの
停留所
(
ていりゅうじょ
)
のすぐ前の
酒場
(
さかば
)
『
銀
(
ぎん
)
ねこ』では、さっきからまるまるとふとったおやじが、むちゆうになって、ひとりの
客
(
きゃく
)
をあいてに、さかんに、
競馬
(
けいば
)
の話をまくしたてていた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
「よく見える。あたかも
鞍馬
(
くらま
)
の上から
加茂
(
かも
)
の
競馬
(
けいば
)
を見るようにな」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
かけものゝ牛の子かちし
競馬
(
けいば
)
のり梅にいこふをよしと思ひぬ
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
酒屋
(
さかや
)
のおじさんが、あの
男
(
おとこ
)
は、べつに
仕事
(
しごと
)
もせず、
競輪
(
けいりん
)
や、
競馬
(
けいば
)
で、もうけた
金
(
かね
)
で、ぶらぶらして
暮
(
く
)
らすんですって。そして、お
体裁
(
ていさい
)
にあんな
日
(
ひ
)
よけ
眼鏡
(
めがね
)
をかけているのだって。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“競馬”の意味
《名詞》
競馬 (けいば)
競走馬と騎手による人馬が2組以上集まって一定の区間を走らせ、最も速い人馬を定める競技。
(出典:Wiktionary)
“競馬”の解説
は、騎手が乗った馬により競われる競走競技、および、その着順を予想する賭博である。イギリスを発祥とする近代競馬は多くの国々で開催されており、その多くは勝馬投票券(馬券)の販売とセットの興行として行われている。
(出典:Wikipedia)
競
常用漢字
小4
部首:⽴
20画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“競馬”で始まる語句
競馬場
競馬用
競馬馬
競馬春廼魁
競馬賭金仲人