競馬くらべうま)” の例文
謝肉祭カルネワレの時の競馬くらべうま費用ものいりをも例の如くわきまへ、又定の日には加特力カトリコオ教徒の寺に往きて、宗旨がへの説法をも聽くべし、と願ふことなり。
例祭は五月五日で、前祭として五月二日にお鏡磨かがみとぎ祭、同三日には競馬くらべうま祭、同四日に御綱おつな祭がある。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
毎年五月三日には、競馬くらべうまが社前の馬場において、暗闇の中で行われる。四日には拝殿において神楽が執行される。五日には大神事として、八基の神輿が暗闇の中を御旅所おたびしょに渡御とある。
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
芝田楽しばでんがくを百回、百番のひとつもの(祭礼の行列で、一様の装束をしたもの)、競馬くらべうま流鏑馬やぶさめ相撲すもうをそれぞれ百、仁王講にんおうこうを百座設け、薬師講やくしこうを百座、親指と中指の長さの薬師百体、等身大のもの百体