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しゝむら
ふりがな文庫
“
肉
(
しゝむら
)” の例文
かくも、わが目は掻乱されぬ。かくもわが血は君が
肉
(
しゝむら
)
を慕ひにき。お〻、ローザ、トリアニ!
舞姫
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
胸
(
むね
)
さける
程
(
ほど
)
にも
思召
(
おぼしめ
)
すなるべし
憎
(
にく
)
きは
新田
(
につた
)
なり
恨
(
うら
)
めしきは
運平
(
うんぺい
)
なりよしや
血
(
ち
)
をすゝり
肉
(
しゝむら
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
強敵
(
きやうてき
)
お狩場の四郎に又逢へる期待が、何にかしらかう五體の
肉
(
しゝむら
)
をうづかせるのです。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
肉
(
しゝむら
)
のおびえと
恐怖
(
おそれ
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
女人
(
によにん
)
の
肉
(
しゝむら
)
は墜つ。
熱情的なフーガ
(新字旧仮名)
/
富永太郎
(著)
▼ もっと見る
弓の折は大納戸の淀んだ風を切つてピシリ、お町の
肉
(
しゝむら
)
に鳴ります。
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
赭
(
あか
)
き
肉
(
しゝむら
)
は
熱情的なフーガ
(新字旧仮名)
/
富永太郎
(著)
“肉”の意味
《名詞》
ニク、(語義1.2.の古語)しし
動物の皮膚に覆われた骨を包む柔らかい組織。
鳥獣類から切り取った食肉。魚肉は含まないことが多い。
1. 2. に類似する柔らかい部分。果肉、印肉などの略。
霊魂と対比しての肉体。
性的イメージを喚起させるものとしての肉体。
基本的な骨組みに付け加えていく具体的な内容。
(出典:Wiktionary)
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“肉”を含む語句
謝肉祭
肉叉
牛肉
肉汁
肉体
肉塊
肉饅頭
皮肉
肉桂
骨肉
肉身
脂肉
痩肉
魚肉
肉親
猪肉
肉附
肉食
鶏肉
鷄肉
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