“だんじよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
男女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし数人すうにん男女だんじよのR国人こくじん紹介せうかいされて、それらの人達ひとたち力強ちからつよと一/\握手あくしゆをした。しかしたれたれだかおぼえてもゐられなかつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
卓子掛てーぶるかけ椅子いす緋色ひいろづくめな部屋へやには数人すうにんのRこく男女だんじよがゐて、わたし仲間なかま案外あんがいにもきわめて小数せうすうであつた。そのおうくは夫人帯同ふじんたいどうであつたことも、わたしには意外いがいであつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
それらの人達ひとたち目間苦めまくるしくつたりたりしてゐたが、ダンスひとがぎつちり鮨詰すしつめになつてゐた。音楽おんがくにつれて、いたりしずんだりする男女だんじよかおが、私達わたしたちにもえるのであつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)