“鮨詰”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
すしづめ	50.0%
すしづ	40.0%
すしつめ	10.0%

すしづめ

私達は、竹柵の外から、鮨詰（すしづめ）に押し込まれている、ロスケを罵（のの）しったり、石を抛（ほう）り込んだりして、一時間ぐらい費やした。

戦争雑記 (新字新仮名) ／ 徳永直(著)

すしづ

あの人が正義の仲間だったら、天国は満員の鮨詰（すしづ）めで、地獄のほうは、がらあきだ。いや、失敬。つい興奮し過ぎて、ポローニヤスが君のお父さんだという事を忘れていました。

新ハムレット (新字新仮名) ／ 太宰治(著)

すしつめ

それらの人達（ひとたち）が目間苦（めまくる）しく往（い）つたり来（き）たりしてゐたが、ダンス場（ば）は人（ひと）がぎつちり鮨詰（すしつめ）になつてゐた。音楽（おんがく）につれて、浮（う）いたり沈（しず）んだりする男女（だんじよ）の顔（かお）が、私達（わたしたち）の目（め）にも見（み）えるのであつた。

微笑の渦 (新字旧仮名) ／ 徳田秋声(著)

鮨	漢検1級 部首:⿂ 17画
詰	常用漢字 中学 部首:⾔ 13画