鮨詰すしづ)” の例文
あの人が正義の仲間だったら、天国は満員の鮨詰すしづめで、地獄のほうは、がらあきだ。いや、失敬。つい興奮し過ぎて、ポローニヤスが君のお父さんだという事を忘れていました。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)
その声で、まわりの桟敷に鮨詰すしづめになっているのが一斉にそのほうを見る。
立ったままどこまでも鮨詰すしづめになるため人がたくさんつまり、ウンウン前のやつの背を押しているうちにかならずいつのまにか自分も乗りこめているので、もっぱらぼくが愛用した客車だった。
煙突 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
三人の鮨詰すしづめで済ませるものと多寡たかをくくっていたらしいのだ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)