“鮨屋”の読み方と例文
読み方割合
すしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬道うまみちに祖父の贔屓ひいきにしている鮨屋すしやがあったところから、よく助ちゃんに頼んで稽古にくるついでに買ってきてもらったりしていた。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
古くからある普通の鮨屋すしやだが、商売不振で、先代の持主は看板ごと家作をともよの両親に譲って、店もだんだん行き立って来た。
(新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ただ鮨屋すしや鰻屋うなぎやを兼ねた「お」の字亭のおかみの話によれば、色の浅黒い、髪の毛のちぢれた、小がらな女だったと言うことです。
温泉だより (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)